
若い頃にはあったはずのウエストのくびれが、いつの間にか行方不明になっている…なんてお悩み、抱いていらっしゃいませんか? ウエストのくびれがなくなると似合う洋服が限られてしまって、おしゃれを楽しむのも億劫になってしまいますよね。そこで今回は、健康的なくびれの作り方と、それを維持するための方法について詳しく解説していきます。
ウエストのくびれがなくなる原因
そもそもなぜウエストのくびれがなくなってしまうのでしょうか。理想的なくびれを作るためには、その原因をきちんと理解しておくことが大切です。
脂肪がついてしまっている
ウエストからくびれがなくなる一番の原因といえばコレ。腰のあたりには私たちの体のなかでも特に大切な臓器が集中していて、それを守るためにウエスト周りにはもともと脂肪がつきやすい部位です。特に女性の場合は、妊娠出産などの影響でよりウエスト周りが脂肪を蓄えやすくなっていると言われているため、くびれがないと悩む女性が多いのもそのせいです。
骨盤がゆがんでいる
下半身と上半身をつなぐ骨盤が何らかの理由によってゆがむと、血流が悪くなって新陳代謝が落ちてしまいます。その結果、今までと同じ量の食事を摂取していても脂肪が効率的に燃焼されないため、ウエストに脂肪が蓄積しやすくなってくびれが消えてしまうのです。
身体が冷えている
私たちの体というのは、冷えから守るために脂肪を蓄積して体を温めようとします。つまり冷え性など慢性的に体が冷えている場合、脂肪がつきやすくなってしまうというわけです。
腹部の筋力が低下している
内臓を支えているお腹周りの筋力が低下してしまうと、お腹がたるんでウエストのくびれも消えてしまいます。また、使われていない筋肉のまわりには皮下脂肪がつきやすいため、腰回りに脂肪が蓄積されてしまうことも…。
姿勢が悪い
悪い姿勢のまま生活をしていると、骨盤の歪みや筋力の低下が進んでしまいます。いずれもウエスト周りのたるみや肥満を招く原因のため、ウエストのくびれがなくなってしまうことにつながるのです。
腹斜筋がゆるんでいる
「腹斜筋」というのは、私たちの体を歪みのない状態に保つための腹部の両側にある筋肉です。この筋肉が緩んでしまうと体に歪みが生じ、脂肪の燃焼効率が下がってしまいます。
ウエストのくびれを作るメリット
ウエストにくびれがあると、どんなメリットがあるのでしょうか? 女性に嬉しい数々のメリットを紹介いたしますね。
女性らしいスタイルに見える
なんと言ってもスタイルがよく見えることがウエストのくびれを作る最大のメリットだと言えるでしょう。ウエストがきゅっとくびれることでバストアップして見えるため、女性らしいシルエットになります。
自分の体型に自信が持てる
これまでウエストが太かったことでおしゃれが楽しめなかったり、自分に自信が持てなかったりしたという方も多いのではないでしょうか。ウエストにくびれが出来るとそんな悩みがなくなり、自分に自信を持つことができます。結果、表情も明るくなり、ポジティブになれるというメリットも。
見た目だけでなく健康面でのメリットも
ウエストの脂肪を落とすということは、腰回りに筋力がつくということ。これは見た目の改善だけでなく、メタボリック症候群の予防や腰痛の改善にも繋がるでしょう。見た目が美しくなるだけでなく、健康面でのメリットが期待できるのも嬉しいですね。
ウエストのくびれを作る方法
では、実際にウエストのくびれを作ろうと思った場合、なにから始めたらよいのでしょうか。そのポイントは、腹斜筋を鍛えるということです。
効果的な運動として、ウエストをひねる動きを意識することが挙げられます。しかし、骨盤が歪んでいたり血行が悪かったりすると、いくらトレーニングをしても効果が半減してしまいます。その部分も一緒に改善できるように工夫しましょう。
また、インナーマッスルを鍛える効果のある腹式呼吸のエクササイズを取り入れるのもおすすめです。お腹周りに脂肪がついていることが原因でくびれがなくなっている場合には、食生活の見直しも忘れずに!
ウエストのくびれを作るためのおすすめの運動
さてそれでは、ウエストのくびれを作るのに効果的とされる運動をご紹介しましょう。
ホットヨガ、ヨガ
ホットヨガは、室温39度前後、湿度60%前後に保たれた室内で行うヨガのこと。腹式呼吸をしながら、体の柔軟性と新陳代謝を高めることができます。インナーマッスルを鍛える動きが多いので、ウエスト周りのダイエットにはぴったりです。
水泳
全身運動の効果が高い水泳ですが、そのなかでも平泳ぎはゆっくりとした呼吸を意識しながらお腹周りの筋肉を集中的に鍛えることができます。泳ぎ疲れた時には、水中ウォーキングでウエストをひねりながら歩くのもおすすめです。
フラフープ運動
ウエストを集中的に回すフラフープ運動は、お腹周りの筋肉を鍛えるだけでなく、骨盤矯正にも役立ちます。「3分回したら反対回で3分」を数セット行いましょう。
腹筋(ひねりも加える)
まっすぐ体を起こす一般的な腹筋だけでなく、ウエストをひねる動きを加えた腹筋を行うことで、腹直筋と腹斜筋の両方を鍛えることができます。
サイドブリッジ
横向きに寝て腰からお尻を持ち上げるサイドブリッジは、腹斜筋を鍛えるのに役立つ運動です。
お尻歩き
床に座った状態で、左右の足を伸ばしたまま交互に動かしながらお尻を使って前に進む運動です。ウエストのくびれだけじゃなく、骨盤矯正に役立ちます。
作ったウエストのくびれをキープする方法
せっかく取り戻したウエストのくびれは、なんとしても維持していきたいもの。そのためには、食生活を見直して日常的に運動を取り入れていくことが大切です。また、骨盤の歪みや冷え性など、ウエストのくびれがなくなる原因となる生活習慣もできるかぎり控えるようにしましょう。
上記の内容を参考にして、健康的なくびれ作りを心がけてくださいね。
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