ホットヨガがもたらす美肌効果とは？

2018/12/29

北小金店東久留米店ルキナビ

「普通のヨガをするより、ホットヨガをした方が美肌に近づく」といったエピソードを聞いたことはないでしょうか。実際、ホットヨガをはじめてから「肌が綺麗になった」「肌トラブルが起こりにくくなった」と感じる方はとても多いのです。

ここではホットヨガをすると美肌に近づく理由と、ホットヨガで美肌効果を高めるコツを詳しくご紹介しましょう。

ホットヨガとは？普通のヨガとどう違うの？

ホットヨガとは、室温が通常約35度に設定された専用のスタジオで行うヨガのことです。ホットヨガのスタジオは室温だけでなく実は「湿度」にもこだわっており、一般的にホットヨガスタジオの湿度は約55〜65%に保たれています。この「室温」と「湿度」の相乗効果により、ホットヨガでは通常のヨガよりも発汗効果が高くなり、消費カロリーも多くなるのです。これが普通のヨガとホットヨガの一番大きな違いです。

また、ホットヨガの特徴である湿度の高さは「美肌」に深く関係しているといえます。そもそも、乾燥が進む季節や、夏であってもエアコンをつけっぱなしにした環境下にいると、肌の乾燥が進み、トラブルが起こりやすくなります。女性の皆さんなら、「うるおい」がいかに「美肌」に欠かせないかをよく理解しているはずです。美肌づくりに余念のない方は、乾燥を防ぐために日頃から「湿度計」を活用しているそうです。肌にもっとも優しい湿度は60〜65％とされていて、まさにホットヨガのスタジオこそ、美肌づくりに最適な湿度が保たれているのです。

ホットヨガはデトックスにつながる

湿度と温度が高めに保たれたスタジオ内で、呼吸に合わせて体を動かし、水分補給を適宜行うことによって、普段汗をかきにくいという方でもじわっと汗をかき始め、レッスンが終わる頃には滝のような汗を流すことができます。

汗をかくということは、体の中の毒素を排泄することにも役立ちます。また汗をかくために毛穴も十分に開くので、毛穴の奥に溜まった汚れも排出されやすくなり、「デトックス効果」が期待できるのです。

そもそも美肌づくりに発汗は欠かせません。エステサロンに行ったことがある方は経験があると思いますが、クレンジングをした後にスチームを当てながら毛穴をさらに開かせて、セルフでは取りきれない汚れを浮かせたり、開いた毛穴から栄養を浸透させたりします。ホットヨガもこの「スチーム効果」と似た効果を肌に与えているのです。

ちなみに、レッスンの前にコップ一杯程度の白湯を飲んで内臓を温め、さらにクレンジングをしてから参加すると、毛穴がよく開くので美肌効果をより高められるでしょう。

ホットヨガは血行促進につながる

ホットヨガには、身体中の血行を促す「血行促進効果」があります。これは高めの温度に設定されたスタジオ内でヨガのポーズや呼吸法を行い、体が温められたことによる効果だといえます。お風呂に入ると血液の流れが良くなることを体感できると思いますが、ホットヨガも同じです。

しかもこの血行促進効果は、体の中にある大きな血管だけで起こっているのではなく、皮膚のすぐ下に張り巡らされている「毛細血管」でも起こっているとされています。血液の流れがよくなることで、血液の中にある酸素や栄養が肌に活力を与え、生まれ変わり（ターンオーバーや新陳代謝）をスムーズにしてくれるのです。もちろん、肌色も良くなり、ツヤもアップします。

温泉などに入浴した後は、血行が良くなったことで、チークをつけなくても頬が赤ちゃんのようにほんのり紅くツヤツヤしていると思いますが、ホットヨガの後の肌も温泉に入浴した後のような美肌になる方が多いのはこのためです。